先日、当院の歯科衛生士と一緒に「ABAO Team Orthodontics Forum 2026」に参加してきました。

 

ABAO(アライナー矯正認証協会)は、マウスピース型矯正装置(アライナー矯正)の治療クオリティを評価・認証する、アジアで唯一の協会です。

 

今回のフォーラムのテーマは、「チームでアライナー矯正を成功に導くためにはどうすればよいか」というものでした。

 

アライナー矯正は、矯正医だけで完結する治療ではありません。

 

アライナー矯正をマラソンに例えると、患者さんがランナーです。

 

そして私たち矯正医の役割は、患者さんがゴールまでたどり着けるように、正しい道順=治療計画をつくることです。

 

しかし、どれだけ良い治療計画を立てても、それだけでゴールにたどり着けるわけではありません。

 

アライナーの装着時間を守ること、顎間ゴムを正しく使用すること、お口の中を清潔に保つことなど、患者さん自身にも治療に参加していただく必要があります。

 

そこで重要になるのが、患者さんのすぐそばでサポートする歯科衛生士やトリートメントコーディネーターの存在です。

 

治療中に困っていることはないか、アライナーを正しく使用できているか、モチベーションが下がっていないか。

 

長い矯正治療というマラソンを最後まで走り切れるように、患者さんと一緒に伴走していく。

 

患者さん・矯正医・歯科衛生士・トリートメントコーディネーターが一つのチームになることで、より質の高い治療につながる。

 

今回のフォーラムを通して、改めてその大切さを感じました。

 

実は今回、当院のスタッフと一緒に外部のセミナーへ参加するのは初めてでした。

 

講演中、スタッフが真剣に話を聞き、一生懸命学んでいる姿を見て、とても頼もしく感じました。

 

矯正治療の技術や知識は日々進歩しています。

 

院長である私一人が勉強するだけではなく、スタッフそれぞれが知識を身につけ、それを医院全体で共有することで、初めて医院としての治療の質を高めていけるのだと思います。

 

今回学んだこともスタッフ全員で共有し、「どうすれば患者さんが安心して治療を続けられるのか」「どうすればより良い治療結果につなげられるのか」を改めて考え、明日からの臨床に活かしていきたいと思います。

 

そしてもう一つ、個人的に嬉しかったことがありました。

 

今回のフォーラムには、以前勤務していたイースマイル国際矯正歯科のメンバーもたくさん参加していました。

 

久しぶりに懐かしい方々とお会いして、当時のことをいろいろと思い出しました。

 

今の自分の矯正治療に対する考え方や姿勢の土台には、以前の職場で学ばせてもらったことがたくさんあります。

 

改めて振り返ってみると、本当に良い職場で、良い仲間に恵まれていたなぁと、しみじみ感じる一日でもありました。

 

これからも新しい知識や技術を積極的に学ぶことはもちろん、スタッフと一緒に成長しながら、みやもと矯正歯科医院全体でより質の高い矯正治療を患者さんに提供できるよう、日々研鑽していきたいと思います。